名古屋市の河村たかし市長が歌手デビュー ”公務”位置づけ

2024年9月17日 22:49
名古屋市の河村たかし市長は、自身の歌手デビューについて”公務”だという見解を示しました。

 名古屋市の河村たかし市長は、自ら作詞を手掛けた楽曲「何をやってもしかられる」で歌手デビューをしました。

 この歌手デビューについて河村市長は17日の会見で、「減税のことも言っているし、名古屋も面白いよと世間に広げようとしている」などとして”公務”であると見解を示しました。

 市長の見解に対し、名古屋市は市の予算から活動費用を出していないとして市長の歌手デビューを”政務”だとしています。

 また河村市長をめぐっては、自民党総裁選に立候補している河野太郎デジタル大臣が名古屋市内での街頭演説会で、市長がマイナンバー制度に否定的な立場であることからコンビニでの住民票交付サービスが導入されていないことについて触れ、「市長を代えてください」と発言しました。

 この発言について河村市長は17日の会見で反発しました。

 「名古屋市長や名古屋市を下請けであると思ってみえるのではないか」「私は河野氏の部下ではない」(名古屋市 河村たかし市長)

 名古屋市は、カードを持ち歩かなくてもスマートフォンで交付できるサービスを国が発表したことを受け、2026年度中にコンビニでの住民票交付サービス導入を予定しています。

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