石破新内閣が発足し、10月早くも衆院選が行われる予定です。そして、名古屋では、もうひとつ名古屋市長選も行われる見通しです。そこで、レンタル業者が大忙しとなっています。

　衆院選の公示まで2週間を切り忙しくなっているのがレンタル業者です。

　「何でも貸します」でおなじみの「近藤産興」。

　愛知県東海市にある倉庫を見せてもらうと――。

「選挙戦が始まりますので、いろいろと今準備をしたり物の出し入れが進んでいる時期なので、こういう所に椅子があったりだとか…」（近藤産興 取締役 近藤達夫さん）

　衆院選で立候補を予定している陣営から問い合わせが相次ぎレンタルされる商品が準備されていました。

「どうも解散するぞという話、正式にようやく発表になりましたけれどもその段階で『お願いしても大丈夫そうですか』というお問い合わせが来ています」（近藤さん）

　貸し出される選挙グッズは、演説で使う屋外用のスピーカーや事務所で使うホワイトボードやだるま、必勝はちまきなどがあるということです。

　中でも需要が高いのは、やはり机や椅子です。近藤産興では、3万脚の用意があるということですが…

「我々10月11月は非常に忙しい時期。イベントの増える時期になるので、物も人も正直言うと非常に足りてない時期に選挙になってしまいましたので。なかなかちょっと。品薄というところまでいかないと思うが、どちらかと我々としては人ですね。今の時点で週末なんかは既に人がもう出せない日がある、早めに言ってもらわないと、というところもあるので、各候補者の方も早めの動きになってるのかなと思う」（近藤さん）

　イベント繁忙期に衆院選が重なり、さらに――。

「河村市長が衆議院出ますというお話が出ましたので、我々は選挙が2つになったと。衆議院だけではなくて名古屋市長選挙。恐らく多少お声はかかるでしょうから。どういうお話が来ても大丈夫なように今準備を進めてるところです」（近藤さん）