リニューアル工事を行っていた、愛知県蒲郡市の竹島水族館が12日にグランドオープンするのを前に、報道向けの内覧会がありました。

　500種類、4500匹の生き物を展示する竹島水族館は、深海生物の種類の多さでは日本最大級の水族館で、今回のリニューアルで新館が増設されるなど敷地面積が約2倍になりました。

　新館には展示のメインとなる、深さ3メートル幅7メートルの水槽が設置され、シンボルのタカアシガニが展示されます。

　「作り込んだ水槽を見て、生き物の世界を感じてもらい、自分の生活を豊かにするようなヒントにしてもらえばうれしい」(竹島水族館 小林龍二 館長)

　また、屋外にはカピバラエリアがこれまでの3倍ほどの広さに整備され、雄の「しんた」と雌の「めめ」によるショーが予定されています。

　竹島水族館は、12日午前9時にグランドオープンします。