警察署の留置場で勾留中の男性が死亡した事件 遺族が県に損害賠償求め提訴 愛知

2024年10月15日 19:27
愛知県警岡崎警察署の留置場でおととし、勾留中の男性が死亡した事件をめぐり、遺族が県を相手取り提訴しました。
 おととし12月、公務執行妨害の疑いで逮捕された当時43歳の男性が、岡崎警察署の留置場で、ベルト型の手錠などで手足を拘束され、その後、死亡しました。

 男性の遺族は、署員が飲食をさせなかったことや、医療上の措置を講じる義務を怠ったことなどが死につながったとして、県に約8000万円の損害賠償を求め、12日付けで名古屋地裁に提訴しました。

 遺族の代理人弁護士は「ベルト型手錠の使用禁止も含めて、抜本的な改革を求めていきたい」と話しています。

 一方、愛知県警は「訴状が届いていないのでコメントは控えたい」としています。
 

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