愛知県東海市で、検察官を名乗る男らから自宅の門扉に現金を置くよう指示された80代の女性が、現金1000万円をだまし取られました。

　警察によりますと、今年8月から9月にかけて、東海市に住む80代女性の自宅に、警察官を名乗る男から「ある事件の犯人があなた名義の預金通帳を持っていた」などと電話があり、預金をおろすよう指示がありました。

女性が数日間かけて現金1000万円をおろしたところ、9月13日に検察官を名乗る男から、自宅の門扉に現金を置くよう指示されました。

女性が指示に従い、午前11時ごろに門扉先に現金1000万円を置いたところ、わずか2分後には現金が無くなっていたということです。

警察は、現金を取りに来た者の行方を追うとともに、非通知や知らない電話番号からの着信には出ないよう注意を呼びかけています。