“飲酒運転で時速100km超” 3人死傷事故で危険運転致死傷罪に問われた男に懲役10年求刑

2024年10月23日 12:29
名古屋市東区で去年、飲酒運転をして事故を起こし、同乗者3人を死傷させたとされる当時19歳の男の裁判で、検察側は懲役10年を求刑しました。
 起訴状などによりますと、当時19歳の男は去年5月に名古屋市東区で酒を飲んで車を運転し、時速100kmを超えるスピードで走行して橋の欄干に衝突し、同乗者の女性(当時19歳)を死亡させたほか、男性2人に重傷を負わせたとして、危険運転致死傷などの罪に問われています。

 23日の公判で検察側は、「パトカーを見て、飲酒運転の発覚を恐れて逃走し、事故を起こしたことは身勝手で酌むべき事情はない」として懲役10年を求刑しました。

 弁護側は「制御困難な高速度であったとは断定できない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
 

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