陸橋の点検業務入札で談合した疑い JR東海丹羽社長「重く受け止める」 公取が立ち入り検査

2024年10月29日 19:19
談合の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査が行われたことについて、JR東海の丹羽社長は「重く受け止める」と述べました。
 JR東海と建設コンサルタント会社5社は、JR東海が管理する陸橋の点検業務の入札で談合をした疑いがあるとして、公正取引委員会が22日、6社に立ち入り検査を行いました。

 JR東海の丹羽俊介社長は29日の会見で、公正取引委員会の調査が続いていることを明らかにしました。

 「現在調査を受けている段階でこれ以上の詳細な回答は控える。今回立ち入り検査を受けたことを重く受け止め、引き続き、公正取引委員会の調査に全面的に協力していきたいと思います」(JR東海 丹羽俊介社長)

 また、29日は中間決算が発表され、売上高は前の年の同じ時期と比べて6.9%増の8738億円、純利益は19.8%増の2336億円で、増収・増益となりました。

 台風による運休の影響はあったものの、新幹線・在来線ともに利用が堅調だったことが要因だということです。
 

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中