松坂屋名古屋店の大規模リニューアル第2弾29日オープン 世界的なブランド集めたフロアなど注目

2024年11月28日 16:43
大規模リニューアル中の老舗デパート、松坂屋名古屋店。28日は第2弾の内覧会が開かれ、世界的なブランドを集めたフロアや、お酒とレストランの複合フロアの全貌が明らかになりました。
 28日、報道陣に公開されたのは、本館3階フロアです。

 世界のファッションシーンをけん引する21の有名ブランドを集め、29日オープンします。

 東海地区初出店、フランス・パリ発の陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」。

 職人が手作りする陶器は、土色が柔らかく透けていて、素朴な風合いに人気があります。

 指輪をはめたように見えるカップも素敵です。

 ほかにもこれからの季節にぴったりなカナダの高級ダウンジャケットやイタリアのヴェネツィアで設立されたスニーカーのブランドなどが出店しています。

「30代40代のいわゆる”高感度”のお客様に満足いただけるようなブランドをラインアップしました」(松坂屋名古屋店CX推進部 岩附俊英 部長)

 松坂屋では、約63億円を投じ8つのフロア、売り場の約3分の1を来年秋までに順次リニューアルしています。
 

ウイスキー量り売り100ml(11000円)

お酒の売り場の品ぞろえと面積は約3倍に
 29日、同時にリニューアルオープンするのが北館の地下1階です。

 お酒の売り場の品ぞろえと面積は、リニューアル前の約3倍に拡大。

 世界中からお酒が集まるこちらの店では、1本115万円の高級ワインなどが販売されています。

 店にはさらに驚きのお値段が。ひときわ目立つ樽ですが――。

「中身はウイスキーです。総額で約2000万円です」(阪口浩之さん)

 2000万円には手が届きませんが、店では樽からの「量り売り」を用意。100mlで11000円だということです。

「蒸留所にあるのとまったく同じものを持ってきている。こちらで実際に熟成する。きょう買った場合と1カ月後に買った場合で同じウイスキーだが少し味わいが変わるので、そういう楽しみ方もして貰える工夫した販売の仕方です」(阪口さん)
 

東京てまり鮨 こたま『てまり16貫(4180円)』

レストランも充実
 北館の地下1階には、レストランが5店舗そろいました。

 「東京てまり鮨 こたま」では、かわいいが表現されたひと口サイズのお寿司。立ち食いスタイルでいただきます。

 ほかにも、開放感のある「ビストロ渡辺」では、カジュアルにワインやフレンチスタイルの料理を楽しむことができます。
 

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