自ら切断した指の治療で保険適用を受けたとして逮捕された暴力団幹部の男性を不起訴処分 岐阜地検 

2024年12月12日 17:54
自ら切断した指の治療のため、不正に国民健康保険の適用を受けたなどとして逮捕されていた指定暴力団山口組弘道会の幹部の男性について、岐阜地検は不起訴処分としました。

岐阜地検

 12日付で不起訴処分となったのは、弘道会傘下組織の組長の男性(58)ら3人です。

 3人は共謀して、組長の男性が自らの意思で切断した手の指について、治療費のうち国民健康保険の自己負担分を除くあわせて約4万5千円の支払いを不正に免れた詐欺の疑いで、10月、警察に逮捕されていました。

 また、組長の男性は、他人名義のETCカードを使用して岐阜県と愛知県の間で複数回高速道路を通行し、ETC割引き分にあたる正規料金との差額600円の支払いを不正に免れた電子計算機使用詐欺の疑いで、9月にも、別の男性2人とともに逮捕されていましたが、不起訴処分となりました。

 いずれについても、岐阜地検は不起訴処分の理由を明らかにしていません。
 

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