名古屋市の耐震診断業務を請け負う診断員が、自宅の駐車場で車上荒らしにあい、個人情報を含む書類の入ったかばんが盗まれていたことがわかりました。

　名古屋市によりますと、市が行う木造住宅無料耐震診断事業の業務を請け負う耐震診断員が、診断依頼票の入ったかばんを自宅の駐車場の車内に置いていたところ、14日午後6時ごろから15日午前7時ごろまでの間に車上荒らしにあい、車の窓ガラスを割られ、かばんが盗まれました。

　かばんの中には、2人分の診断依頼票が入っていて、名前や住所、電話番号、建物概要などの個人情報が含まれていたということです。

　市は、関係者に盗難の経緯を説明して謝罪するとともに、業務の委託先である公益社団法人「愛知県建築士事務所協会」に対して、個人情報の管理を徹底するよう指示したとしています。