愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太七冠が19日、名古屋市で朝日杯将棋オープン戦の対局に臨みました。

　朝日杯将棋オープン戦は、持ち時間40分の早指しのトーナメントです。

　1回戦と2回戦が19日に名古屋市内で行われ、2年ぶりの優勝を目指す藤井聡太七冠は、1回戦で阿久津主税八段と対戦し勝利しました。

　藤井七冠「少し中盤でバランスを取ることができなかったので、阿久津八段の方に上手く指されてしまって課題が残るところもあった」

　続く2回戦は、若手で勢いのある25歳の服部慎一郎六段と対戦しました。

　藤井七冠は、先に持ち時間を使い切る苦しい将棋となり、結局119手で敗れ、3年連続の準決勝進出はなりませんでした。
　
　藤井七冠は、25日から、王将戦七番勝負の第2局に臨みます。