オンラインカジノで組織的に客に賭博をさせた疑い 資金洗浄グループのメンバーを書類送検

2025年1月20日 14:41
資金洗浄グループ「リバトン」による違法賭博事件をめぐり、オンラインカジノで組織的に客に賭博をさせたとして、メンバーの男11人が書類送検されました。

愛知県警

 組織犯罪処罰法違反の疑いで20日付けで書類送検されたのは、資金洗浄グループ「リバトン」の石川宗太郎容疑者(35)、山田浩輔容疑者(39)ら男11人です。

 警察によりますと、11人は、インターネットカジノサイトを運営していた他の人物と共謀し、おととし9月ごろから去年3月ごろにかけて、客8人に108回にわたって賭博に必要なポイントを購入させて、組織的に常習賭博をさせていた疑いが持たれています。

 警察は、11人の認否を明らかにしていません。

 「リバトン」をめぐっては、石川容疑者ら6人が詐欺と常習賭博の罪ですでに起訴されていますが、警察は、実態解明を進める中で、11人の組織的な関与が立証できたと判断し、常習賭博罪(3年以下の懲役)より罪が重い「組織犯罪処罰法(5年以下の懲役)」の適用に踏み切ったということです。

 無店舗型のオンラインカジノ事件で、組織犯罪処罰法が適用されるのは全国で初めてです。
 

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