幸せの黄色い新幹線「ドクターイエロー」まもなく見納め 河川敷で別れを惜しむ多くのファン

2025年1月24日 19:33
1月で引退するJR東海の「ドクターイエロー」に別れを告げようと、24日も沿線で待つ人の姿がありました。
「新幹線の線路のすぐそばの河川敷には、すでに大勢の人が集まっています。皆さんカメラを構えて準備万端な模様です」(木岡真理奈アナウンサー)

 24日、名古屋のビル群を望む庄内川の河川敷で、本格的なカメラを構えた人が待つのは…。

 新幹線の「お医者さん」ドクターイエロー。新幹線の線路や架線に異常がないかなどを点検しています。

 「見たら幸せになれる」と言われる黄色い新幹線。運行スケジュールを公開していないミステリアスさと、10日に1回ほどの運行というレア度が人気の理由です。

Q.どうして今日走るかもしれないとわかった?
「体験乗車会のお知らせがあって、それを見てこの時間かなと。見たら泣くかもしれないです」(鉄道ファン)
 

新幹線の線路のすぐそばの河川敷には大勢のファンが集まった

鉄道ファン「きれいに撮れてよかった」
 JR東海が所有するドクターイエロー「T4」は老朽化により、1月引退します。

 「最後の体験乗車イベント」が24日に行われるため、珍しく「運行が確定」しているのです。

 「幸せの黄色い新幹線」の雄姿をカメラにおさめようと、撮影のコツを聞いてみました。

Q.撮影するといい画角は?
「好みだね。アップで撮りたいか全体で撮りたいか。僕は名古屋駅のビル群を入れたい」(鉄道ファン)

 ドクターイエローが名古屋駅を出発した数分後…。多くの鉄道ファンが待つ河川敷を駆け抜けていきました。

「ドクターイエロー来ました。一斉に皆さんのシャッターの音が聞こえています」(木岡アナ)

「“見ると幸せになれる”ということで撮りに来た。きれいに撮れてよかった」(長野から来たファン)

「むちゃくちゃテンション上がっています。安全のためにずっと走ってきてたので、お疲れさまという気持ちでいっぱい」(名古屋のファン)
 

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