石田明、『M-1』決勝前に熱い漫才論
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お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が11日、大阪・梅田「蔦屋書店」で新著『答え合わせ』(マガジンハウス新書)のトークイベントを開催。同期のギャロップ・林健と2人で、熱いお笑い「漫才論」を語らった。
【写真】ノンスタ石田明の熱弁に聞き入るギャロップ林健
同書は、漫才に対する分析が鋭すぎて「石田教授」とも呼ばれている石田が「漫才論」について語り尽くした1冊。「漫才か漫才じゃないかの違いは何か?」から、「なぜM-1ではネタ選びを間違えてしまうのか?」まで、独自の考えをまとめた。
NON STYLEは『M-1グランプリ2008』で優勝。ギャロップは、16年目以上を対象にした『THE SECOND~漫才トーナメント~2023』を制した。石田と林が語らうとあって、熱心なお笑いファンが駆けつけた。
『M-1』を振り返り、林は「戦いとしたら、2005年のブラックマヨネーズと笑い飯が素晴らしかった」と懐かしげ。今年の『M-1』は敗者復活戦・決勝戦が12月22日に迫り、石田が「どうなんですか?」と向けると、林は「予想だとか、そういうことはしないんで」とかわした。
それでもラストイヤーの双子漫才師・ダイタクの名があがると、双子のパパでもある石田は「双子は無条件に推すから」とにっこり。そのほか、10日に決勝が行われた『女芸人No.1決定戦 THE W 2024』でにぼしいわしが優勝したことや、女性漫才師が『M-1』決勝にいないことなどが話題になった。
また、Q&Aでは「石田さんの言語化能力が突出しているのはなぜ?」と質問が寄せられた。石田は「同じ業種の人に話すなら、伝えるテクニックは必要ないことがいっぱいある。どんだけ無知な人に伝えるか、子どもに説明するみたいなことを意識している」と、自身の子育ても踏まえて説明。具体的に「他人の“すべらない話”を覚えるんです。それで、登場人物側の話を自分でしてみる」と言うと、林は「すごいことしてるんやね。初めて聞いた!やっぱり努力とアイデアの人やね」と仰天していた。
(提供:オリコン)