中村倫也、トークライブに独占潜入

2024年12月24日 20:32
苦労話を明かした中村倫也 (C)ORICON NewS inc.
(C)ORICON NewS inc.

 俳優の中村倫也(37)が21日、オンライントークライブ24「祝・芸歴19年!!大感謝祭」を生配信で行った。ORICON NEWSでは、独占潜入し、歴代出演作品を振り返る様子などをレポートする。

【写真】ケーキを抱えて満足気な表情の中村倫也

 生配信ではまず、中村が考えた妖怪を自作の絵とともに紹介する「最近の妖怪を考える」を実施。「田中」さんの家の表札に「土」を書き足して、「里中」さんに変えてしまう恐ろしい妖怪である「土っち」はカエルに似た姿で筆を持つ。家の表札がローマ字表記の場合、がく然として立ち尽くすという情報も。その他にも「非力」や「雨出」などユニークな妖怪が次々と紹介された。

 今年のタイトル「祝・芸歴19年!!大感謝祭」にちなみ、恒例の企画「なんでもできるもの」では、中村のドラマ、映画、舞台に分けて歴代出演作からファンが一番好きと答えた作品をランキング化・発表された。外れると、ファンから募集した出演作品中で言ってほしいセリフを言うと罰ゲームも用意されていた。「一番、俺が嫌いなやつだよ!」と嫌がりながらも、セリフを披露した。

 舞台作品の1位を『OUT OF ORDER』という中村の予想も不正解。『バサラオ』が1位という結果に「俺と君たち、ズレてる」と視聴者との感覚の違いに首をかしげていた。舞台の上位に上がった3作品は全て、中村にとって、しんどかった作品だそうで、主演を務めたミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』については、思い返して「しんどい」とポツリ。『狐晴明九尾狩』でも「足がバグってた」と、苦労を吐露した。

 さらに、1位となった『バサラオ』で演じたカイリのメイクについて聞かれた中村は、「生田斗真という人がいて、最初40分くらいメイクをしてたんですね。自分のメイクが終わると、僕の部屋に遊びに来てた」と回想。「僕はその時、すっぴんで、なんもやってなくて、“まだなんもやってねえのか?”って。だから、メイク自体は急いでやれば10分。いつも通りなら15分ぐらいで」と話した。他の派手なメイクの出演者に対して「地味なほうがおもろいだろうなって、メイクをこだわらないようにしてた」と明かした。

 演じる上で「派手じゃなやつが派手なやつへの愛憎というか、憧れ80%、理由付け20%な動機でエンディングに向かってくみたいな解釈してたんで。1幕で自分の居場所ができて、調子付いたということで、2幕では(メイクを)濃くしてた」と話した。

 今年は初めて、配信中に誕生日ケーキが出てくるバースデーサプライズも行われた。部屋の電気が暗くなると、「なんで?なんで?」と戸惑う中村だったが、「これあれだ!ケーキのやつだ」とあっさりと見抜く事態に。視聴者から集めた「おめでとう」の音声が流れると「妖怪!?」とコメントした。

 スタッフからバーステーソングが贈られ、「アラブの石油王になれますように」と願い事を言いながら、ろうそくを吹き消していた。バースデーサプライズに喜びつつも「怖かったあ」と漏らした。

 31日午後11時59分まで、アーカイブ視聴も行っている。

(提供:オリコン)