東海地方は、24日夜から25日未明にかけ愛知県の尾張地方などで大雨となりました。26日明け方にかけても警報級の大雨となる可能性があり、注意が必要です。

　暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、24日夜から25日未明にかけ愛知県の尾張地方では非常に激しい雨に見舞われ、1時間の降水量は愛西市と蟹江町で65ミリ、名古屋市で50ミリを観測しました。

　津島市では道路が冠水して車が動かなくなり、乗っていた男性がロードサービスに助けを求めました。

　東海地方は、26日明け方にかけても雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みで、警報級の大雨となる可能性があります。

　低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒してください。

　一方、台風10号が接近するなど風水害が発生する時期を迎え、岐阜県関市の防災倉庫で備蓄品の点検が行われました。

　関市内には、災害時に応急対応するための防災備蓄倉庫が69カ所設置されていて、安桜地区で各町の自治会長らおよそ30人が、備蓄されている食料や防災グッズの点検を行いました。

　また、災害時に避難所などで使用する簡易トイレを、実際に組み立てる実演も行われました。