盗んだ商品は転売か…狙われた「ゲンキー」 5店舗で連続窃盗の被害、カメラが捉えたわずか7分の犯行
2024年5月29日 16:57
愛知、岐阜のドラッグストアで連続窃盗。化粧品などの高額商品を狙った窃盗、防犯カメラが捉えた犯行はわずか7分でした。
20日の未明、愛知県あま市のドラッグストアに1台の車が…
この時間、店は閉まっています。中から出てきたのは、怪しい4人組。
トランクから、バールのようなモノを取り出し、店へと近づいていきます。すると自動ドアを、無理やりこじ開け店の中へ。
さらにもう1枚、自動ドアをこじ開けようとしますが、最終的にガラスをたたき割り、3人が売り場へと入っていきます。
侵入した3人は、一目散に店の奥へと走っていき、持っていったカバンに、棚の商品を詰め込んでいきます。
見張り役とみられる人物にカバンを手渡すと、再び売り場へ…。
店の防犯カメラが捉えた犯行の様子。車が店を立ち去るまでわずか7分でした。
ゲンキー窃盗被害
盗まれた商品の行方は「転売」?
被害にあったのは「ゲンキー七宝下之森店」。店によると盗まれたのは、化粧品など約500点で、被害総額は約170万円です。
Q:化粧品が狙われた理由は?ー
「一番ゲンキーの中でも高いというのもあるが、転売しやすいのが1番ある」(ゲンキー七宝下之森店 鶴見綾香店長)
被害にあったゲンキーの店舗
犯人は同一犯か?狙われる理由は…
実はここ最近「ゲンキー」では同様の被害が相次いでいます。
あま市の事件があった約1時間前には、岐阜県海津市の店舗で、さらにその5日後。先週土曜日の25日には、3店舗で被害が相次ぎました。
同一犯による犯行かどうかは、わかっていませんが…。
Q:なぜゲンキーがたて続けに狙われた?
「ゲンキー自体が絶対に同じレイアウトになっているので、入るルートが確立しやすい。どこに行っても同じ場所に同じ商品が置いてあるので、盗みやすいと思われたのではないか」(鶴見店長)
ゲンキーの運営会社は、警察に被害届を提出し、警察は窃盗事件として捜査しています。