トヨタ自動車　今年の上半期の国内販売台数は68万台　2割以上落ち込み　認証不正など影響　

トヨタ自動車の今年の上半期の国内販売台数は、認証不正の影響で2割以上落ち込みました。

　トヨタ自動車によりますと今年1月から6月の国内販売台数は68万台でした。

　前の年の同じ時期と比べ22.3パーセント減っています。

　認証不正の問題によるヤリスクロスなど3車種の生産停止や、リコールでプリウスの生産を停止していたためとしています。

　一方で、海外での販売台数は、前の年の同じ時期と比べ3.7％増え、上半期としては過去最高の421万台となっています。

　北米でハイブリッド車の「RAV4」や「カローラシリーズ」の販売が好調でした。

　また、トヨタ自動車の子会社を合わせた上半期の世界販売台数は516万台で、5年連続で首位が確実となりました。

　日本での販売台数の減少などが要因で前年割れとなりましたが、ドイツのフォルクスワーゲングループの435万台を上回っています。