【王位戦第3局】永世称号の獲得を目指す藤井七冠 「勝負めし」はウナギやステーキ入り松花堂弁当 徳島市

2024年7月30日 16:48

愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠。永世称号の獲得を目指す王位戦七番勝負の第3局が 徳島県で始まりました。

 徳島市の料亭で行われる王位戦七番勝負第3局。防衛すれば王位戦5連覇となり、「永世棋聖」に続いて「永世王位」の資格を獲得する藤井聡太七冠。

 一方、挑戦者の渡辺明九段は、初めての王位獲得を目指します。

 「第1局・2局は少し良くない内容の将棋が続いてしまっているのであしたからの第3局では全力尽くしてよい内容の将棋をさせるように頑張りたい」(藤井聡太七冠・29日の会見)

 「(第3局は)中盤戦の入口みたいなところなので、2局目は良いかたちで勝ってここに来ることができたので、それを継続していけたら」(渡辺明九段・29日の会見)

 ここまで共に1勝1敗。どちらも今回の対局で2勝目をあげてリードをつけたいところです。  

 「定刻になりました。王位戦第3局、藤井王位の先手番で対局を開始してください。お願いします」(立会人)

 いつものようにお茶を一口飲んで、一手目を指しました。

 ちなみに30日の「勝負めし」として2人が昼食に選んだのは、藤井七冠が松花堂弁当。

 徳島県産のブリとタイのお刺身にウナギ、さらには国産牛のサーロインステーキなどが入った豪華なもの。
  
 一方、渡辺九段は三重県産のマグロがたっぷり乗った鉄火丼を、ごはん少な目でわざび抜きにしたものと、赤だし、漬物を選びました。

 王位戦の対局は2日制で、持ち時間はそれぞれ8時間。第3局の勝敗は31日午後に決まる見通しです。

 

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