サーモカメラで名古屋の街を調査 公園の遊具の温度は66度 意識的な熱中症対策を
2024年7月30日 16:34
名古屋市内は、30日も35度を超え、6日連続の猛暑日となりました。サーモカメラで街を見てみると驚きの暑さになっていました。
30日の東海地方は、前線が南下している影響で雲が多くなっていますが、名古屋で6日連続の猛暑日となるなど、愛知県や三重県で35度を超えたところが多くなりました。
午後3時までの最高気温は、名古屋で35.7度、三重県の尾鷲で38.2度など、各地で厳しい暑さとなりました。
愛知、岐阜、三重すべてに熱中症警戒アラートが出されている中、30日も熱中症の疑いでの救急搬送が相次いでいます。
これまでに分かっている30日の東海3県の搬送者数は、愛知県内で18人、岐阜県内で1人となっています。
ミスト部分は青色に
アスレチックの地表の温度は66度に
「名古屋・栄です。きょうも非常に暑いです。サーモグラフィカメラを使い街の様々な場所の温度をみてきたいと思います」(メ~テレ記者 羽多野裕也)
地下鉄栄駅周辺の広場では、歩道の温度が50度を超えている場所も…。日陰になっている場所と比べると暑さの差は一目瞭然です。
取材に使っていたカメラも、1番熱い場所は60度近い温度に…。
「名古屋市昭和区の川名公園です。この暑さのせいでしょうか、夏休みですが遊んでいる子どもの姿がほとんどありません」(羽多野記者)
この暑さで、遊具の温度がどれぐらいなのか見てみると…温度は60度ぐらいにまでなっていて、靴越しでも熱さが伝わってきます。アスレチックの地表の温度は66度に。
熱い遊具が多い中、青色で涼しそうなところが公園内にある、ミストです。
楽しそうに遊んでいる親子をサーモカメラで撮ると、どんどん青色に変化していきました。
31日から週末にかけては、体温を超える猛烈な暑さが続く見込みで、熱中症には警戒が必要です。