将棋の東西対抗戦 藤井七冠がタイトルを奪われた伊藤叡王と対戦 

2024年12月16日 08:46

将棋の棋士が東西に分かれてチームで戦う年末恒例のイベントで、藤井聡太七冠が対局したのは藤井七冠からタイトルを奪った相手でした。その結果は。

「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦」は、ファン投票での選出や、予選を勝ち抜いた棋士12人が、東軍と西軍に分かれて戦う団体戦です。

西軍のファン投票1位で選出された藤井七冠は、4年連続の参加です。

対局は一手30秒未満の早指し戦です。

藤井七冠は、初めてタイトルを奪われた今年の叡王戦の相手、伊藤匠叡王と対戦しましたが、92手で敗れ、雪辱とはなりませんでした。

ただ、藤井七冠以外の5人が勝利をおさめ、東西対抗戦は5勝1敗で西軍が勝ちました。

「私は西軍の中で1人だけ負けてしまって、少しさびしい思いもあったんですけれど、来年も開催していただけるということで、この場所に戻ってこられるように頑張っていきたい」(藤井聡太七冠)

藤井七冠は、今月20日に都内で行われる竜王戦関連のイベントをもって、年内の公式行事を終える予定です。

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