「今後酒は一切飲まない思い」酔って搬送先の病院で医師らに暴行 津島市議が議員辞職を表明

2024年12月20日 12:33

愛知県津島市の市議が救急搬送された病院で医師らに暴行した問題。その市議が20日、会見を開き議員辞職を表明しました。

「本当にみなさま、申し訳ございませんでした」(津島市 松井由美子 市議)

 20日、報道陣の前で頭を下げたのは、去年4月の市議選で初当選し、現在1期目の松井由美子津島市議(48)です。

 津島市によりますと、松井市議は13日夜、酒に酔った状態で路上に倒れていたところを近くの住民に発見され、津島市民病院に運ばれましたが、医師らに暴行し、看護師に全治1週間のけがをさせたということです。

 19日、閉会した市議会定例会は「体調不良」を理由に欠席していた松井市議。

 一夜明けた、20日の記者会見では―。

「どれくらい飲んでいたか記憶が定かではないのではっきりお答えすることができない。(途中で)転倒したと思われる。そこから全く記憶がない。病院内での行為はまったく記憶にない」(松井市議)

 「記憶がない」と繰り返す松井市議。ただ「被害があったのは事実」として、議員を辞職することを表明しました。20日朝、議長に辞職願を提出し、先ほど受理されたということです。

 今後について、松井市議は―。

Q今後のお酒との付き合い方は?
「一切お酒は飲まない。(お酒を)断つという思い」

 これからの政治活動については、「支援者らと話し合って決めていきたい」としています。

 

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