御嶽山の噴火警戒レベル「1」から「2」に 火口周辺の規制求める 気象庁
2025年1月16日 22:55
気象庁が御嶽山の噴火警戒レベルを「2」に引上げました。火口周辺での噴石や火砕流への警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、岐阜県と長野県の県境にある火山、御嶽山について、16日午後10時に噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げました。
今後、火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、警戒を呼びかけています。また、岐阜県下呂市などに対して、火口周辺で入山規制などの警戒をするよう求めています。
御嶽山では山頂付近を震源とする火山性地震が増えていて、気象庁はこれまでも火山活動の推移に留意するよう呼びかけていました。