「秋冬物」が売れない!ユニクロもワークマンも“次の一手”

2024年10月03日 22:16
 3日は暑さが和らぎましたが、4日はまた熱くなるということです。 ■ジグザク天気であした何着る?  2日、最高気温が30.1℃まで上がった福島県郡山市。3日は一転、10℃近く気温が下がりました。散歩中の犬は心地よさそうに走り回ります。   東京も2日から6℃以上、気温が下がりました。連日のジグザグ天気。平年より5℃以上暑い日もあれば、平年を下回る日も。そして、4日はまた30℃予想です。  作業服などを扱うワークマン。例年9月20日ごろに秋冬物に入れ替えますが、今年は10月に入ってもバックヤードでスタンバイ。 ワークマン広報部 松重尚志さん 「(Q.陳列時期は天気次第?)難しいところ。夏が長かったので当社としても迷いどころ」  去年も暖冬で、厚手の防寒着の売り上げは2021年と比べるとマイナス16%と大幅に落ち込んだそうです。  ただ、1年以上前から製品を作るため、翌年の気温は読みにくい。そこで…。 松重尚志さん 「通常のベストと変わらないが、合体することができる」  薄手のジャンパーの中に、フリースのベストをファスナーなどでつなぐことができます。  人気なのは、重ね着しやすいアイテム。 松重尚志さん 「電車内や室内外の気温差があったりするので、調整できるウェアが人気」  気象庁のリポートによると、1990年代以降、高温となる年が多く「猛暑日、真夏日、夏日、熱帯夜も長期的に増加し、冬日、真冬日は長期的に減少している」といいます。  長期的な温暖化に企業は。  不安定な天候や暖冬傾向が続くなか、ユニクロが10年かけて開発したという機能性ジャケットが3日にお披露目。 ファーストリテイリング グループ上席執行役員 勝田幸宏氏 「背景は昨今の気候変動」  羽毛のような中綿を開発。空気を多く含むことで、高い断熱効果と保温性があるといいます。秋、冬、春のスリーシーズン着られ、「朝晩の寒暖差」に対応。 ■気温寒暖差であなたの対策は 街の人(30代) 「(Q.きょうの気温をどう感じている?) きょうはどうですか?ジメジメする?ちょっとジメジメ」  対策は…? 街の人(30代) 「寒くなってきたら抱っこがあるから何とかなるかな」  こちらは、親子でバラバラファッション。 街の人(40代・60代) 「サンダル履いてきちゃったんですけど」 「(Q.会った第一声で?)『なんて格好!?』って」  娘はノースリーブですが、かばんにカーディガンを入れていました。 街の人(80代) 「きのうは半袖でしたけど、きょうは長袖。ネコがすごく寒がっているので、寒くなってきたのではないか。動物は敏感なので」  女性が飼っているのは、2匹の雄ネコ。注目はテレビとの距離です。 街の人(80代) 「寒い時はテレビのそばに。テレビは暖かいですのでね」 街の人(88歳) 「88!」 「(Q.88歳、米寿ということ?)そういうこと」 「(Q.筋肉もすごいですね)少林寺拳法をやっているの。50年」  少林寺拳法だけでなく、午前5時起きでジョギングも続けている男性。 街の人(88歳) 「(Q.起きられない?)起きられないことはないけど、きょうも暑いなと思うと、寝られないとさ、疲れが残っちゃうじゃん。そういうことなんです」

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