27日の日経平均株価は、取引開始直後300円以上値上がりし、4万円台を回復する場面もありましたが、すぐに失速。マイナス圏に沈みました。終値は、前の日から366円安い3万9565円でした。 　専門家は「AI（人工知能）関連株の下落の影響が大きかった」と指摘します。 マネックス証券　広木隆氏 「アドバンテスト、東京エレクトロンといった半導体製造装置、そしてアメリカで巨額のAI投資を発表したソフトバンクグループ、この3銘柄だけで日経平均を500円以上も押し下げる影響があった。先週、AI関連の銘柄が大きく上昇しましたので、その反動安」 　今後の焦点は、日本時間30日未明に予定されているアメリカの政策金利発表です。 広木氏 「今回は利下げを見送るという観測がメインになっています。それに対して、トランプ大統領が『即時に利下げを要請する』と言っている。それに対して、パウエル議長がどのようなコメントするのか。ここが大きな注目になっています」 （「グッド！モーニング」2025年1月28日放送分より）