トランプ氏が銃撃事件後、初の選挙集会で演説 右耳の白いガーゼはずし健在アピール

2024年07月21日 12:43
 アメリカのトランプ前大統領は銃撃事件の後、初めて大統領選挙に向けた集会で演説し、支持者に健在ぶりをアピールしました。  トランプ氏は20日、ミシガン州で開かれた陣営の集会に、副大統領候補のバンス氏とともに参加しました。  負傷した右耳には白いガーゼではなく、小さめのばんそうこうを付けて演説に臨みました。 トランプ前大統領 「私は全能の神の恩恵によってここに立っている。とても特別なことが起きたんだ。何かが起きたんだ」  トランプ氏は演説の中で、銃撃事件の後に中国の習近平国家主席から手紙をもらったことを明らかにしました。  また、民主党内でバイデン氏の撤退論が高まっていることを念頭に、秋の大統領選挙ではバイデン氏と副大統領のハリス氏のどちらと戦いたいかと聴衆に問いかけ、会場を沸かせる場面もありました。  トランプ氏はミシガン州の自動車産業で働く労働者を意識して、バイデン政権が進めるEV(電気自動車)の普及策を大統領就任の初日に廃止すると訴えました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024

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