パキスタンにある世界で2番目に高い山「K2」で日本人の登山家2人が滑落しました。安否は分かっていません。 　石井スポーツによりますと、所属する登山家の平出和也さん（45）と中島健郎さん（39）が27日、パキスタン北部のカラコルム山脈にある標高8611メートルのK2を登山中に、7000メートルの地点から滑落しました。 　現地の日本大使館は27日に40代と30代の日本人男性2人が滑落したと明らかにしていました。 　ヘリコプターで捜索し、2人の姿は確認できましたが、標高や斜面の角度の影響で着陸ができず、地上からの救助を試みているということです。 　2人の安否は分かっていません。 　2人が、K2の西側の未踏ルートから挑戦するのは初めてでした。 　石井スポーツは本社に遭難対策本部を設置し、情報収集にあたっています。