断崖絶壁に小屋 浸食で崩落危機 南米・ボリビア

2024年12月22日 12:32
 南米・ボリビアの都市ラパス郊外の貧困街にある断崖絶壁。  その高さは、およそ61メートル。崖の端には今にも落ちてしまいそうな小屋がいくつも並んでいます。  この小屋は現地の部族のシャーマンが神様に供物を捧げる神聖な場所だといいます。  しかし、大雨や地球温暖化の影響で崖の浸食が進み、危険な状態となっています。  先月、付近では大雨による土石流が発生していて、当局は土砂崩れの危険があるとして、シャーマンらにこの地域から立ち退くよう通達しました。  それでもシャーマンたちはこの場所を離れようとしません。 住民 「神様に供え物を捧げることで、土地は決して動かなくなります。こうすることでこの場所は安定します」 (「グッド!モーニング」2024年12月22日放送分より)

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