パリパラリンピックのアーチェリー日本代表に賠償命令 ライバルに“中傷コメント”

2024年08月06日 19:08
 ブログへの書き込みで名誉を毀損(きそん)されたとしてアーチェリーの選手が損害賠償を求めた裁判で、東京地裁はパリパラリンピックのアーチェリー日本代表に約124万円の支払いを命じました。  パラアーチェリーの小野寺朝子選手(48)は自身のブログへの書き込みで名誉を毀損されたとして、パリパラリンピック日本代表・重定知佳選手(41)に約169万円の損害賠償を求めて裁判を起こしました。  2021年、小野寺選手のブログに「いい加減もう東京パラも無理だし代表入りも無理なの気づきませんか?悪あがきもほどほどにした方がいいですよ」などと匿名で書き込みがあり、小野寺選手側が投稿者の開示請求をしたところ、重定選手による書き込みだったことが明らかになりました。  東京地裁は今月6日の判決で「競技成績についてまで挑発的、嘲笑的に言及しており、悪質性は相応に高い」などと指摘しました。  そのうえで、重定選手に約124万円の支払いを命じました。  重定選手側は控訴する意向だということです。

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