台風5号が東北地方を横断 影響長引く恐れ

2024年08月12日 17:26
 台風5号は、12日午後4時には秋田県能代市の南東約70キロの地点を時速20キロで北西へ進んでいると推定されます。  現在、東北地方を中心に北陸や北海道の一部が風速15メートル以上の強風域に入っていて、雨や風が強まっているところがあります。  岩手県では台風の接近前から断続的に雨が降っていますが、この後は秋田県などでも雨が強まる見込みです。  台風は12日夜にかけて徐々に勢力を弱めながら東北地方を横断して日本海へ進み、13日には熱帯低気圧に変わる予想です。  台風の動きが遅く、広範囲で激しい雨が長時間、続く見込みで、北日本では熱帯低気圧に変わった後も影響が長引く恐れがあります。  東北地方の13日正午にかけての24時間の予想雨量は多いところで200ミリです。  12日に予想されている最大瞬間風速は東北で35メートル、北海道で25メートル、波の高さは東北で7メートル、北海道で6メートルです。  土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、暴風や高波にも警戒して下さい。  この後も最新の情報を確認して下さい。

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