【台風10号】大分県内で川が氾濫 一部に「緊急安全確保」

2024年08月29日 12:53
 台風10号は暴風域を伴ったまま29日朝、鹿児島県に上陸し、現在も九州を縦断中です。緊急安全確保が出ている大分県由布市から報告です。  (江藤祐介アナウンサー報告)  由布市湯布院町の少し高台になっている場所からお伝えします。  由布市内では2時間ほど前から雨脚が強くなり、体に強く打ち付ける大きな雨粒が当たります。  下の方に見えるのは、田んぼや住宅が点在するエリアなんですが、近くの川が氾濫をし、建物やバスのようなものも見え、半分くらいの高さまで水に浸かっているのが分かります。  由布院では午前11時までの24時間で、447.5ミリの雨が降り、8月の観測史上最大の雨量を更新しました。  由布市では大分川支流の宮川が氾濫し、5つの地区の1256世帯に。また、宇佐市の1万5712世帯にも警戒レベル5にあたる緊急安全確保が出されています。  市によりますと、市内に開設されている避難所には午前11時時点で、303人が避難をしているということです。  この後も身の安全を図る行動を続けて下さい。

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