“記録的残暑”西日本&近畿 秋はいつ来る?

2024年09月09日 19:06
 関東では天気が不安定になっている一方で9日は九州や近畿などで体温を超える暑さとなり、記録的な残暑になりました。この暑さ、一体いつまで続くのか。そして、秋はいつ来るのか調べてみました。 ■記録的残暑 秋はいつ来る?  9日も天気は急変しました。  東京・江戸川区。大きな雨音が周囲に響き渡ります。  湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となった9日。スカイツリーも午後になり、黒い雲に覆われています。  自動販売機も大量に補充が必要なほど猛烈な残暑も居座り続けます。  福岡・太宰府では51日目の猛暑日。これは全国歴代最多の記録です。  その太宰府より暑い場所が気温37℃を超えた熊本県玉名市。透明度の高い海。釣り人も暑さ対策万全です。  自転車で東京から来た人に出会いました。 自転車で日本一周中の男性 「東京から4月くらいに出発してたどりつきました」 「(Q.この暑さで自転車、どんな体感?)サウナに似ているっちゃ似ている。でも風があるので風通しの良いサウナみたいな。残暑と言うけど、残暑というより全然まだ真夏ですよね」 ■熊本市 過去最多の猛暑日なぜ?  熊本市内も過去最多の猛暑日を記録しています。  熊本市内にある和菓子店。真っ青に染まった熊本のソウルフード「コバルトアイス」。まんじゅうに使われるハチミツを使ったかき氷は400円。  本来なら夏の風物詩ですが、9月に入っても人気は衰えません。 蜂楽饅頭 熊本上通店 岡田博之さん 「(9月だが)体感的に例年より忙しい。店からすると秋だが真夏。客の多さや外気で感じる」  なぜ熊本がこれほど暑くなったのでしょうか。 宮崎から来た人 「宮崎より暑いよね」 「盆地で暑いのかな」  その秘密は、ランドマークの阿蘇山にありました。海からの東風が阿蘇山を越え吹き下ろすフェーン現象が起き、盆地である熊本の市街地に暑さをもたらすためです。  周辺の市町村では、猛暑日が相次ぎました。 ■秋物いつ準備? 街角で聞きました  一方、34℃近くまで気温が上がった東京。 70代 「ちょっと異常…」  今後も30℃を超える日が続く予報で、まだまだ秋を感じられる気配はなさそうです。  厳しい残暑、秋物いつ準備。 20代 「一応準備はしてます。いつでも着られるように」 「(Q.出番は?)ないですね、暑くて」 70代 「(Q.衣替えは先)先ですね。秋がないでしょ。ずっと夏があって、急に寒いってなると思う。秋物がもったいない。何年も着られていない。そこが不経済」 「(Q.秋物を買ったのに出番がない?)そう、せっかく気に入ったのに」 「(Q.お気に入りの秋物あるんですか?)秋物あるんですけどね」 「(Q.どんなお洋服ですか?)気に入っておしゃれにと思ったけど。だんだんやっぱり出さないと年齢とあわなくなる、一番不経済でつらい。こっそり家の中で着たりする」 70代 「(Q.秋物の用意は?)ブラウスを買いました。秋用の」 「(Q.それは着た?)着られない、暑くて」 20代 「(Q.秋物は準備している)ありますね。(秋用の)コート一回も着ていない。なので早く着たいけど暑さとの葛藤です」 「(Q.コートは去年何回着た?)2、3回とか…」 「(Q.2~3回しか着ていないコート、今年は?)いつになるかな」 30代 「(Q.秋物の準備は?)まだ全然考えてないというか、これから衣替えをやんなきゃと思っている」 「(Q.秋物を着たい?)あります。涼しかった時ようやく着られると思ったら、またちょっと(暑さが)戻ってみたいな感じ」

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