トラフグの取り扱い量日本一を誇る山口県下関市の南風泊市場で今年の初競りが行われました。 　競りにかけられたのは天然モノ2.6トン、養殖モノ7トンのトラフグです。 　競りは、袋の中で仲買人が競り人の指を握る伝統の「袋競り」です。 　今年は入荷量が少なかった一方、良質なフグがそろったことなどから天然モノの最高値は、1キロあたり1万8000円と去年より2000円高くなりました。 下関唐戸魚市場　郷田祐一郎社長 「全国の皆さんに本当においしいフグを味わっていただきたいと思っております」 　競り落とされたトラフグは主に関東や関西に向けて出荷されます。