通勤定期“3割値上げ”も “鉄道運賃”各地で上昇 なぜ?

2025年04月02日 18:37
 今月から電車の定期券が“3割値上げ”も。全国で相次ぐ電車代の値上げ、その訳は。  1日、JR九州では鉄道運賃が値上げされました。  九州だけではなくJR北海道やJR西日本の一部の区間でも、それぞれ“運賃値上げ”となりました。  JR東日本でも来年3月から運賃値上げが発表されています。 20代の人 「本当にどんどん全部、値上がりしていっちゃうから悲しいですね」 「困ると思います。きっと」 千葉・市川市在住の人(70代) 「大変なんじゃないですか。都心部に住んでいる人たちはね。年金だけじゃ足りないよね」  JR九州では初乗り運賃が170円から200円になり、通勤定期は3割以上もの値上げになります。 通勤定期の利用客 「今、1区間だけでも半年の定期で1万円ぐらい上がると聞いたので、ちょっと早めに更新しておかなきゃなと。財布的にはきついなという感じ」  消費税率の引き上げによる改定を除くと29年ぶりの値上げ。来年3月からと発表されているJR東日本でも、山手線などの初乗り運賃が10円値上がりして160円になる予定です。 40代の人 「必要なものだから上がっていくのかななんて。諦めというか、仕方ないのかなと」 30代の人 「どんどん毎日の積み重ねで高くなっていっちゃうかなと。ちょっとだったら歩こうかなと」 埼玉在住で都内勤務の人(20代) 「引っ越すとか?県外から来ているので、(職場周辺に)引っ越すのも手なのかな」  運賃値上げについて、JR各社は電気料金などの高騰に加えて乗客の減少なども理由としています。

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