フランスの外相は、ウクライナがフランスから供与された長距離ミサイルをロシア領内の攻撃に使用することを容認する考えを示しました。 　フランスのバロ外相は23日に放送されたBBCのインタビューで、ウクライナは「自衛の論理」で長距離ミサイルをロシア領内に発射できると発言しました。 　「ウクライナ支援に越えてはならない一線はない」と強調し、フランスが供与した長距離巡航ミサイル「スカルプ」でウクライナがロシア領内を攻撃することを容認する考えを示しています。 　すでに「スカルプ」が使用されたかどうかについては明言していません。 　ウクライナ軍はすでにアメリカとイギリスから供与された長距離ミサイルでロシア領内を攻撃し、ロシア軍は新型の中距離弾道ミサイルで報復したとしています。 　ウクライナが「スカルプ」も使用すればロシアはさらなる報復に踏み切る可能性があります。