8日夕方現在、台風6号が九州に接近中で、三重南部も大雨となっています。長引く台風の影響で旅行代理店ではキャンセルが続出しているといいます。さらに台風7号がお盆休みを直撃する可能性も出てきました。

「中部国際空港の到着ロビーに来ています。沖縄からの便は1時間程度遅れているものもありますが、続々と到着する模様です」（記者）

　台風6号の影響で閉鎖されていた那覇空港が7日から運航を再開。

　中部空港も沖縄から到着する人が多くみられました。

　静岡県に住む家族は7月31日に戻ってくる予定が1週間以上延期になり、8月8日到着しました。

「7月31日の自分たちの帰る便から欠航。台風を見て、折り返しの台風を見て、ようやく帰ってこられた。2回台風（来た）。きょうの午後なら絶対飛ぶだろうというのをおさえておいて。骨折れた。心折れるってこういうことなんだ」（沖縄から静岡に帰る家族）

　いくつかホテルを移動しながら過ごしていたそうで――

「(Q. 1週間の延泊でいくらかかった？) 中古車1台買えるくらい。ご飯代合わせると… 50万円…」（沖縄から静岡に帰る家族）

　この延泊で、子どもも困ったことが――

「宿題を持っていってなかったから、友達のお母さんにLINEで送ってもらって白い紙に写していた。早く帰りたかったです」（沖縄から静岡に帰る家族）

　そして、沖縄にようやく向かうことができるという家族も。

「本当は8月6日だったが台風で（延期して）、運良くチケットが取れたので延期した。（実家で）おいしいご飯を作って、待っていてくれているみたいなので、行けるようになって良かった」（沖縄に行く家族）

「台風6号の影響が長期化するなか、旅行代理店への影響はどうなっているのでしょうか」（上坂嵩アナウンサー）

　沖縄や九州方面の旅行の予約状況について、名古屋市内の旅行代理店で聞いてみると――

Q.旅行の予約にも影響はでていますか（上坂アナウンサー）
「8月1日から6日にかけては沖縄に行く飛行機は欠航が相次いだので、そのあたりの影響が非常に大きく出ています。平均して1日10～20件ぐらいキャンセルになる状況でした」（タビオール名古屋みなと 日比秀平さん）

　この旅行代理店を含むグループ11店舗で、計約1500万円のキャンセルが出たといいます。

「お客様もそうですし私たちも今年こそはという思いがあった夏なので、天候なのでいたしかたないが予想以上に影響が大きかったと感じる」（タビオール名古屋みなと 日比さん）

Q.台風6号の影響が長引く中で、台風7号の話が出たり、お盆のシーズンに東日本で影響出るのではないかという話もあり、そのあたり影響どうですか？（上坂アナウンサー）
「お盆は何とか避けられるものなら避けてほしいのが本音です。こればかりは天候の問題でコントロールできないので、早めに我々も情報収集し、お客様に最善の検討をしてもらえるよう情報提供をするように努めるしかない」（タビオール名古屋みなと 日比さん）

(8月8日15：40～放送メ～テレ『アップ！』より)