藤井聡太七冠 王座戦第3局で逆転勝ち 一瞬のスキつく 八冠達成に王手! 名古屋市

2023年9月28日 06:59
名古屋市で行われた将棋の王座戦第3局は、藤井聡太七冠が、終盤の大逆転で永瀬拓矢王座を下し、史上初の八冠達成に王手をかけました。

 将棋の王座戦第3局は、27日、名古屋駅の名古屋マリオットアソシアホテルで行われました。

 互いに1勝1敗で迎えた対局は、藤井七冠の先手で始まりました。

 対局が動いたのは、夕食休憩前の午後4時すぎ。

 永瀬王座が中央突破を仕掛け、藤井七冠が劣勢になります。

 しかし、午後8時すぎ、防戦一方だった藤井七冠が攻撃に転じると、永瀬王座の受けの一手で、形勢が一気に逆転。

 そのまま81手で藤井七冠が勝利し、前人未到の八冠達成まであと1勝としました。

 対局後に藤井七冠は、「結果は幸いしましたけど、内容的には序盤から押されてしまって、かなり苦しい将棋だったので、第4局まずは内容をよくできるようにということを意識して臨みたいと思います」と話しました。

 一方の永瀬王座は「ちょっと対応が上手くできなかったと思います。引き続き、精いっぱい頑張りたいと思います」と話しました。

 注目の第4局は、来月11日、京都市で行われます。

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中