交通系ICカードや切符を使わずに、クレジットカードなどをタッチするだけで改札を通過できる実証実験が名鉄の一部の駅で始まります。

　対象となるのは名鉄名古屋駅と金山駅、中部国際空港駅で駅員が配置されている一部の改札です。

　名古屋鉄道によりますと、改札に設置された専用端末に、タッチ決済に対応するクレジットカードやデビットカード、またそれらが設定されているスマホなどをタッチすることで、改札を通過できる実証実験を3月28日から始めます。

　この実証実験は愛知県では初めてです。

　さらに「CentX（セントエックス）」というアプリを使いデジタルチケットを購入し、入手したQRコードを端末にかざすことでチケットレスで改札を通過できます。

　今後、増加が見込まれる外国人観光客への対応が主な目的で、今年の秋から合わせて13の駅で利用できるようになる予定です。