女子レスリングの吉田沙保里さんらをオリンピックで金メダルに導いた至学館大学の栄和人監督が、今年度をもって退任することがわかりました。

　栄和人監督（64）は前身の中京女子大学時代からレスリング部の監督を務め吉田沙保里さんや登坂絵莉さんなど、多くのオリンピックの金メダリストを育成しました。

　20日栄監督は、メ〜テレの取材に対し3月31日をもって至学館大学の監督を退任することを明らかにしました。

　約30年指導者を務めて多くの選手を育てこのタイミングで一区切り付けようと考え、退任を決めたということです。

　4月からは社会人チームの監督に就任する一方、至学館大学でも何らかの形でレスリングに携わっていくということです。