夜行バス事故、県警が西武観光バス営業所に家宅捜索 運転手が死亡・乗客21人搬送 三重

2025年3月24日 12:30
三重県御浜町の国道で22日、夜行バスが林に突っ込み、運転手が死亡、乗客がけがをした事故で、三重県警は24日、バスの運行会社に家宅捜索に入りました。
 警察によりますと、22日午後8時半ごろ、三重県御浜町の国道で、和歌山県那智勝浦町からさいたま市に向かっていた西武観光バスが道路脇の防風林に突っ込みました。

 この事故で、バスを運転していた橋爪悟司さん(57)が死亡したほか、乗客21人が病院に運ばれました。

「急にガタンと落ちる感じがあり、そのあと木にぶつかった。頭から血を流している方や、鼻や口を切って血を流している方もいた」(バスの乗客)

 三重県警は24日、バスを運行していた「西武観光バス大宮営業所」に過失運転致傷の疑いで家宅捜索に入り、運転士の勤務状況などについて資料を押収して調べる方針です。

 現場にブレーキ痕はなく、警察は事故の詳しい原因を調べています。
 

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