渡辺恒雄さん死去、新聞協会が談話

2024年12月19日 13:28
渡辺恒雄さん死去に際し、日本新聞協会・中村会長が談話を発表
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 読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが19日午前2時、都内病院で肺炎のため死去した。98歳。この訃報を受けて、渡辺さんが1999年6月から2003年6月まで会長を務めた日本新聞協会は、現会長・中村史郎氏の談話を公式サイトで発表した。

【写真】笑顔を見せる渡辺恒雄さん

 中村会長は「渡辺恒雄氏のご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します」とし、「渡辺氏は日本新聞協会の会長、理事として、新聞界の発展に尽力されました。協会長として、2000年6月に21世紀に向けた新たな『新聞倫理綱領』を制定されたほか、新聞経営の根幹に関わる著作物再販制度の維持に全力を挙げられるなど、活字文化の振興に積極的に取り組まれました。日本新聞協会は2007年、新聞文化賞を贈り、その功績を讃えています」と振り返った。

 続けて「あらためて長年の新聞界へのご貢献に感謝申し上げます」と、故人を偲んだ。

(提供:オリコン)