水道水からPFAS検出の岐阜・各務原市 市民団体が公費で血液検査など要請 市は実施予定なし

2025年4月14日 12:32
岐阜県各務原市の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で、市民団体などが市に公費での血液検査の実施などを要請しました。
 各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、発がん性が指摘されているPFASの値が、一時、国の定める目標値を超えました。

 県内の医療機関などでつくる岐阜民医連がおととし10月、希望する周辺住民らの血液検査を行ったところ、PFASの血中濃度は高く、1年後の検査でも大きな減少は見られませんでした。

 岐阜民医連などは14日、市に対し公費での血液検査の実施や、健康への影響を調査するよう求める要請書を提出しました。

 要請に対し市は、公費での血液検査について「検査評価の正確性を担保できない」などとして、実施する予定はないと回答しました。
 

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