天下の奇祭 尾鷲の「ヤーヤ祭り」 4年ぶりに男衆のぶつかり合い 「垢離掻き」はふんどしなど着用

2024年2月4日 12:39

三重県尾鷲市で、「天下の奇祭」と呼ばれる「ヤーヤ祭り」が行われています。呼び物の男衆のぶつかり合いが4年ぶりに復活しています。

 「ヤーヤ祭り」は尾鷲神社に江戸時代から伝わる祭りで、大漁と豊作を願います。

 3日は午後7時半ごろから、矢浜地区に集まった白装束の男衆が「チョーサじゃ」という掛け声を上げながら、別の地区の男衆と激しくもみ合う「練り」が行われました。

 その後、身を清めるため、次々と川に飛び込む「垢離掻き」がありました。

 従来は全裸でしたが、今年はSNSなどで拡散されるのを防ぐため下着やふんどしを着用しました。

 5日は行列、道中手踊り、弓射神事、御獅子の出御などが行われる予定でしたが、雨天のため6日に延期になっています。

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