名古屋市で相次ぐ原付ひったくり事件に関与か 自称・作業員の50歳の男を現行犯逮捕 被害者自らが確保

2024年8月13日 02:35

名古屋市西区で12日夜、原付バイクを使ったひったくり事件が発生し、自称・作業員の50歳の男が現行犯逮捕されました。男は「7月の終わりから10回くらいやった」と供述しています。

 警察によりますと、12日午後7時48分ごろ、名古屋市西区の交差点で、横断歩道を渡っていた女性が、後ろから近づいてきた原付バイクに乗った人物にハンドバッグをひったくられました。

 一緒にいた夫(32)が妻の被害に気付き、バイクの荷台を掴んで、数メートル引きずられましたが、転倒させて犯人を取り押さえたということです。

 男性は、全身にすり傷を負うなどしましたが、軽傷です。

 警察は、住所不詳、自称・作業員の石澤博容疑者(50)を強盗致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 石澤容疑者は、容疑を一部否認していますが、「7月の終わりから原付でひったくりを10回くらいやった」と供述しているということです。

 名古屋市内では7月から未遂を含め、ひったくり事件が25件発生していて、警察は、石澤容疑者が一連の事件にも関与しているとみて、余罪を調べています。

 また、12日は中村区名駅の路上でも、同様の手口で、27歳の女性がハンドバッグをひったくられる事件が発生しています。

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