ウズラの卵をミルク味やコンポタ風味に 愛知大生と食品メーカーがコラボ、東三河の生産農家を応援
2025年1月17日 17:08
愛知県の「ウズラの卵」の生産農家を応援しようと、名古屋の食品メーカーと愛知県の大学生がコラボ商品を発表しました。
愛知県はウズラの卵の生産で全国シェアの70%を占め、東三河地域が主な生産地となっています。
しかし去年、福岡県の小学校で児童が給食に出たウズラの卵をのどに詰まらせ死亡する事故があった影響で、給食向けの出荷量は、前の年と比べて3割ほど落ち込んでいます。
こうした状況を受け、愛知県は、東三河の特産品を使った商品を事業者と学生が共同開発する事業を進め、今回、食品メーカー「天狗缶詰」と愛知大学の豊橋キャンパスに通う大学生が商品開発を行いました。
コラボ商品は1月26日に豊橋市内のマルシェで味わえる
豊橋市のマルシェなどで配布
開発されたのは、ウズラの卵に甘いミルクの味付けを施し、まろやかな味わいにした「みるくうずら」と、卵を細かくつぶしてコーンポタージュ風味に仕立て、パンなどに塗って食べるスプレッド「うずタル コンポタ風味」です。
「業務用のメーカーなので、商品のデザインなど、あまり今まで一般の消費者に届けるという形で作りこんでいなかったが、若い学生たちに参加してもらうことで、より手に取ってもらいやすいパッケージデザインになったと思っている」(天狗缶詰 営業支援課 河村あいさん)
「皆さんが笑顔で食べてもらえたらいいなと思って楽しみにしている」(愛知大学2年生 堀口柚稀さん)
商品は、1月26日の豊橋市で行われるマルシェなどで楽しむことができます。