“たまごショック”いつ安くなる? 養鶏協会 価格の見通し示す

2024年09月24日 18:21
 また卵が値上がりしていますが、一体いつになったら安くなるのでしょうか。24日午後、養鶏協会が今後の価格の見通しを示しました。 ■“たまごショック”いつ安くなる?  24日もせわしない昼時の洋食店。客が心待ちにしているのは、たっぷりの卵にさっと火を通し、ケチャップライスにふわり。特製ビーフシチューをかけたオムライスです。 オムライスを食べた人 「おいしいです。(卵を)惜しげもなく使っていて、すごくうれしい」  多い時で一日20キロ、約400個の卵を使用する人気店にも危機が訪れていました。 リトルヤミー 結城良宏店長 「平常時10キロ2500円が今は10キロ3600円。去年のエッグショックに近付きつつある高騰」  物価の優等生とも称される卵。去年春、鳥インフルエンザなどの影響でMサイズ1キログラムあたりの価格が350円と過去最高になり、エッグショックと呼ばれました。  価格は今年の1月にかけて落ち着いたものの、また上昇に転じているのです。 パティスリーコリウール 森下令治シェフ 「(卵を)使っていないのがゼリーだけ。あとのものはすべて卵が入っている」  都内の洋菓子店も戦々恐々としていました。納品書を見せてもらうと…。 パティスリーコリウール 森下令治シェフ 「1ケース(10キロ)税別で2440円(2月)だったのが、直近で9月17日は10キロ3340円に上がっている。一番使うのはクリスマス。卵は値段が変わったからといってなしにはできない。高いから減らそうとかできない」  パティスリーコリウールでは、来月からの値上げを検討をしています。  今月24日、卵の価格の見通しについて意見交換する検討会が行われました。 農水省の担当者 「猛暑の影響による供給減少に加え、月見商戦など季節性の需要の高まりが重なったことなどから」

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