去年の早期・希望退職3倍に 3年ぶり1万人台に急増 黒字企業による構造改革も

2025年01月13日 12:16
 企業が去年1年間に早期・希望退職を募集した人数が1万人を超え、前の年の3倍以上に急増したことが民間の調査で分かりました。  東京商工リサーチによりますと、2024年に早期・希望退職を募集した上場企業は57社、合わせて1万9人で、前の年の41社、3161人から急増しました。  1万人を超えるのは、新型コロナの影響を受けた2021年以来3年ぶりです。  業種別では「電機」が13社、3320人で最も多く、「情報通信」「繊維」が続いています。  およそ6割が黒字企業で、大手メーカーによる構造改革が目立っています。  東京商工リサーチは、2025年はさらに増える可能性が高いとしています。

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