2月の百貨店売上高は4カ月ぶり前年比マイナス 降雪や寒波の影響も

2025年03月25日 19:09
 先月の全国のデパートの売り上げ高は、営業日数が減ったことや雪などの影響で4カ月ぶりに前の年の実績を下回りました。  日本百貨店協会が全国のデパート70社に行った調査によりますと、先月の売上高は4254億円余りとなり、前の年の2月に比べて1.5%減少しました。  苦戦した要因として、うるう年だった前の年より営業日数が減ったことや降雪や寒波で外出を控えるなど天候も影響したと協会はみています。  地区別で見ると、地方が5カ月連続で前の年の同じ月よりマイナスになったほか、都市部でも0.7%減で、41カ月ぶりにマイナスに転じました。  商品別では雑貨以外が前年割れとなり、寒さで春服の動きが鈍いなど主力の衣料品が振るわず、押し下げる要因になったということです。  一方、インバウンド向け売上高は14.5%増で、35カ月連続でプラスとなりました。

これまでに入っているニュース