イギリスの総選挙で14年ぶりの政権交代を果たした労働党のキア・スターマー党首が新首相に就任しました。 スターマー新首相 「国民は国家再生、公共のための政治への回帰のための票を投じました。私たちの仕事は急を要するもので、きょうから始めます」 　イギリスの第80代首相に就任したスターマー氏は演説で、労働者階級の出身であることを政権運営に生かすとアピールしました。 　そのうえで、「我が国は大きなリセットを必要としている」として、国を再建すると意気込みを語りました。 　労働党は総選挙で経済の安定や医療制度・教育の拡充などを公約に掲げましたが、対策には時間がかかるという見方もあり、スターマー首相は早速、厳しいかじ取りが予想されます。 　一方、外交については大きな変化はないとみられ、イギリスのウクライナ支援は継続される見込みです。