「私は夢を叶えた」イニエスタ選手が引退表明

2024年10月09日 17:58
 サッカー元スペイン代表でJリーグのヴィッセル神戸でもプレーしたアンドレス・イニエスタ選手(40)が現役引退を表明しました。 サッカー元スペイン代表 イニエスタ選手 「これは悲しみの涙ではなく、誇りの涙です。サッカー選手になるという夢を抱いたフエンテアルビージャ出身の少年の涙です。私は夢をかなえました」  サッカースペイン代表では長年の中心選手で、名門のバルセロナやJ1のヴィッセル神戸でも活躍したミッドフィルダーのイニエスタ選手が8日、引退を発表しました。  イニエスタ選手はバルセロナで開かれた引退式で「私のキャリアを一言で表現するなら、『誇り』です。サッカー選手として最後の日、最後の一滴の汗が落ちるまで戦い、働いたことに対する『誇り』が私にとって最も素晴らしいことです」と語りました。  また、「指導者」を目指し、すでに第二の人生を歩み始めていることを明かしました。  イニエスタ選手は2002年から2018年まで所属したバルセロナで長年、主力を務め、9回のリーグ優勝と4回の欧州チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げました。  スペイン代表では2010年の南アフリカワールドカップ決勝で決勝点となるゴールを決め、母国を初優勝に導きました。  2018年にJ1のヴィッセル神戸に所属した際には推定30億円を超える年棒も話題となり、天皇杯優勝(2019年)などに貢献しています。  2023年7月にヴィッセル神戸を退団した後はUAE(アラブ首長国連邦)の「エミレーツ・クラブ」でプレーしていました。

これまでに入っているニュース